テロメアとエイジングケア

2018年06月15日
こんにちは。
アンチエイジングやエイジングケアのステップでとても大切なことは、科学です。

つまり、医学や生物学などの理解です。

正しいエイジングケアやアンチエイジングのためには、医学や薬学、生物学についても知っておきましょう。

ということで、テロメアです。

皆さんは、「テロメア」ってご存知でしょうか?

アンチエイジングやエイジングケアに詳しい方は、聞いたことがあるのではないでしょうか?

テロメアは、細胞の中に核にある染色体の端っこにあって、その長さが細胞の寿命や老化に深く関係する部位のことです。

このテロメア、細胞の老化やがん化に関係することから注目され、2009年のノーベル医
学生理学賞の受賞分野になったことから、一躍(?)有名になりました。

それ以降、スキンケアやアンチエイジングのテーマとして記事が掲載されるようになりま
した。

このテロメア、細胞分裂のたびに少しずつ短くなって、一定の長さになると、その細胞の
寿命が来て、分裂がストップしてしまいます。

ところが、がん細胞などでは、「テロメラーゼ」と呼ばれる酵素が働くことで、長さを保つようテロメアを修復するのです。

その結果、がん細胞が、「不死状態」になって、ずっと細胞分裂が続くのです。

これが、がん細胞が増えてしまうメカニズムです。

実は、最近、関西学院大理工学部の田中克典教授らのグループが、「テロメア」の長さを抑制する仕組みを明らかにし、その内容が「米国科学アカデミー紀要」に掲載されたのです。

田中教授らは、ヒトに近いテロメアを持つ酵母菌を使って実験し、「SUMO(スモ)」というタンパク質が、テロメアに付着している別のタンパク質と結合することで、テロメラーゼをはじき飛ばし、テロメアの修復を止めることを明らかにしたのです。

つまり、「SUMO」が、不死状態のブレーキ役であることを突き止めたのです。

この発見が、がん治療薬に開発につながる、可能性があることから、注目されています。

お肌の老化を考えれば「SUMO」は「敵」のようですが、「がん細胞」を倒すなら、味方ですね! 

ところで、「アンチエイジング」という言葉が定着しましたが、「アンチ」は、「抵抗する」の意味です。つまり、「加齢に抵抗する」ことがアンチエイジングの直接的な意味です。

年齢に対抗して生きるというのも、なんだかしっくりこないような・・・
「適切に年齢を重ねる」「幸せに年齢を重ねる」といった語源で、「ライトエイジング」「ハッピーエイジング」といった言葉のほうが、良いように思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

もちろん、お肌のエイジングケアも大切ですね。

*学会や論文の情報に基づき、情報を要約してお知らせしますが、必ずしも有効性や効果、安全性などを保証するものではありません。その点、ご了承お願い申し上げます。

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